はじめに
普段からアベンタシリーズには並々ならぬお世話になっている私ですが、2022年の新作として登場した「アベンタクローラーバゼル」も迷うことなく即座にバイトしてしまいました。

これまでのアベンタといえば、ベイトタックルで極限のデッドスローを引くビッグクローラーベイトの代名詞でしたが、このバゼルはこれまでの常識をガラッと覆し、スピニングタックルでのアプローチを前提とした小型軽量クローラーベイトに仕上がっています。
価格は税込2,200円ということで、兄貴分であるRSRのほぼ半額という、アングラーのお財布にも非常に優しい設定なのが嬉しいポイントです。
アベンタクローラーバゼルの基本スペック
| 項目 | スペック詳細 |
|---|---|
| 全長 | 80mm(ボディ長としてはコンパクト設計) |
| 自重(重さ) | 6.6g(スピニングでぶっ飛ぶ軽量ウエイト) |
| タイプ | トップウォーター |
| 標準搭載フック | BKK製高性能トレブルフック仕様 |
| 定価(価格) | 2,000円(税込2,200円) |
これまでのアベンタのようなドデカい塊感はなく、手のひらにすっぽり収まる6.6gの軽量コンパクトボディです。スピニングタックルやベイトフィネスでストレスなくピンポイントへカッ飛ばせる、絶妙な重量設定に仕上がっています。
外観

毎度どのカラーを買おうか迷いますが、トップなら何でもいいだろ(適当)ってことでワカサギカラーを選択。
これまでのアベンタとはガラッと雰囲気が変わって、リアルな小魚っぽいデザイン。
ワカサギレイクなら浮かせておくだけで釣れそう…。
後方に取り付けられたウイングはRSシリーズを踏襲しています。

横から見た図。樹脂製のウイングにも小魚が3Dプリントされています。芸が細かい。
釣果に影響があるのかどうか?は置いといて、なんだか釣れる気にはさせてくれます。

そして素晴らしいと思ったのはコレ。BKK社のフックが標準搭載されています。
昔のイマカツのルアーって純正のフックがイマイチなことが多かったので、交換しなくて良いのはとても助かります。
他のアベンタと比較

アベンタRSシリーズと集合写真を撮ってみました(左奥からRSR、RS、バゼル)。
意外にもバゼルのほうがRSよりも全長が少しだけ長いです。
(全体的なボリュームはRSが圧倒的に上回りますが)
RSRやRSはパワーを活かしてデッドスローでバスを引き寄せるタイプのルアーですが、バゼルはピクピクさせて「喰わせ」の動きで誘ったり、逆に高速リトリーブによるスピードで騙すのが主な使い方ということで、明確な使い分けができそうです。
適合タックル
パッケージの裏面の説明書きを読見ると、「PEライン推奨、フロロカーボンは使いづらくなる」というニュアンスの記述がはっきりと記載されています。

自重が6.6gしかありませんので、基本はML(ミディアムライト)〜M(ミディアム)アクションのスピニングロッドにPEラインを組んだ、いわゆる「パワーフィネス」のセッティングがドンピシャになります。
しかし、ここで一つ非常に面白いポイントがあります。開発者である今江克隆プロの公式ブログを深く読み解いていくと、パッケージの記述とは裏腹に、「むしろフロロカーボンラインのほうが使いやすい、フロロならではのメリットがめちゃくちゃある」
と明言されているのです。
詳細は下記のブログを御覧ください。
解説動画
発売と同時にYouTubeに今江プロによる解説動画がアップされていました。
買った方は視聴して使用イメージを膨らませては如何でしょうか?
【実釣証明】初めての山中湖で55cmの特大ゴンザレスを捕獲
このアベンタクローラーバゼルが持つ「デカバスを狂わせる喰わせ能力」を完全に確信したのが、夏の山中湖おかっぱりへの遠征でした。
完全な初フィールドで事前の情報収集もゼロという手探りの状況でしたが、朝まずめのタイミングでバゼルを信じて巻き続けたところ、水面がド派手に炸裂。

最初はコイかと思うほどの強烈な重量感とファイトを楽しませてくれたのは、55cmのブラックバスでした。
手探りの初場所で最高のドラマを連れてきてくれたバゼルの実力は間違いなく本物です。
当日の詳しい状況や、肌寒い朝まずめをどうハメたのか、ランディング直前の生々しい興奮の一部始終については以下の釣行記で詳しく書いていますので、ぜひ合わせて読んでみてください。
まとめ:スピニングトップウォーターの概念を変える最強のコンパクトクローラー
イマカツのアベンタクローラーバゼルは、その驚異的な外観の美しさとBKK製フックによるフックアップ率の高さ、そしてデッドスローから超高速巻きまで対応する変幻自在なアクション性能を兼ね備えた、非の打ち所がない最高峰のコンパクトクローラーベイトです。
スピニングタックル1本を手に持って、テンポよくテンション高くオカッパリをランガンしていくアプローチにおいて、これほどまでにアングラーをワクワクさせ、かつ確実に魚を連れてきてくれるトップウォータールアーは他にありません。
YouTubeにアップされている今江プロの解説動画なども参考にしつつ、ぜひお気に入りのスピニングセッティングにコイツをセットして、脳汁が噴き出すようなエキサイティングな水面炸裂の瞬間を体感してください!



