はじめに
DRTのジャイアントベイト、「クラッシュゴースト Hi(KLASH GHOST Hi)」を購入しました。

タイニークラッシュ、クラッシュ9(K9)のさらに上に君臨するジャイアントベイト。
ついに迎え入れることができました。
本記事ではサイズや重さなどの基本スペック、特徴、使用感を軽くまとめています。
基本スペック

- 定価:24500円(税別)
- サイズ:370mm(V-TAIL装着時)
- 重さ:200g前後(ボディのみ)
- 推奨フック:1/0または2/0のトリプルフック
- 推奨ロッド:7ft以上のジャイアントベイト用ロッド
- 推奨ライン:35lb~40lb(ナイロン or フロロ)
- 発売日:2024年7月
これだけの巨体ですので、生半可なロッドではキャストした瞬間に竿が真っ二つに折れてしまいます。7フィート以上のジャイアントベイト専用ロッド(XXXHクラスや、DRTの79remixなど)と、35lb〜40lbの極太ライン、そしてリールもカルカッタコンクエストMD 300/400やバリアルハンドルを組んだような、強烈な負荷に耐えるタフなセッティングが絶対条件になります。
外観・特徴
手に持ってみた最初の感想は、とにかく「巨大」の一言に尽きます。全長37cm、ボディだけでも200gというウエイトは完全に別格の存在感です。

おでこ(?)には「Hi」の刻印。背針仕様にチューンする時にヒートンを装着できる穴も2つあります。
Low Floatモデルは235g前後なので、Hi Floatモデルは35gほど軽いです。
私は開封して即、ウエイトシールを貼りまくりスローフローティングにしちゃいました。
また標準でフックが装着されていないため自前で用意する必要があるので、2/0のトリプルフックを装着。

タイニークラッシュやクラッシュ9と並べてみました。
造形が本当に惚れ惚れするほどカッコいいです。DRTのルアーを買うたびに毎回思いますが、ルアーとしての美しさとオーラが本当に凄まじいです。個人的な造形の好みだけで言えば、シリーズの中でもこのゴーストが文句なしに一番好きです。
3つのサイズを横に並べてみると、あれだけ大きいと思っていたはずのタイニークラッシュが、ゴーストの隣に並んだ瞬間に、もはや「スモールプラグ(小型ミノー)」に思えてしまうほど視覚的な破壊力が違います。
その他

昔のメガバスのプラグを彷彿とさせるような、非常に丁寧なマニュアル(取扱説明書)が最初から付属しているのも特徴です。それだけセッティングの幅が広く奥が深いため、使い手のアプローチ次第でアクションがガラリと変わる、まさに上級者向けの究極のフリースタイルルアーと言えます。
ワイヤーガード装着

定価24,500円(税別)という非常に高価であり、なおかつ超貴重なゴースト。おかっぱりであってもボート釣りであっても、水中のスタンプや目に見えないレイダウンに一発で根がかりしてロストしてしまったら、ショックで立ち直れなくなりますよね。
そこで、ロストの恐怖を完全に払拭して攻めのタイトアプローチをするために、私は開封と同時に「ゴーフィッシング(GO FISHING)のGガード(クラッシュゴースト専用ワイヤーガード)」をガッチリと装着しました。
このGガードは、DRTが公式に公認している超優秀なスペアパーツです。フロントフックの前に硬質ワイヤーの盾を張るような構造になっており、水中の岩盤や硬いストラクチャーにコンタクトした瞬間に、ワイヤーが障害物を感知してゴーストの巨体をピョンと上方へ跳ね上げてくれます。
これを装着するだけで、根がかりの回避効果が本当に格段にアップします。「ロストしてから後悔したのでは完全に遅い」ので、高価なゴーストをフィールドで思い切り引っ手繰らせるためにも、Gガードの装着はバサーにとって間違いなく必須の絶対アイテムです!
クラッシュゴーストの「収納問題」
クラッシュゴーストを手に入れて、フックを付け、Gガードを装着して「さあ出撃だ!」となったときに、多くのアングラーが最初に直面する高い壁があります。それが、「この37cmもある大巨体を、一体どこのルアーボックスに収納して持ち運べばいいのか問題」です。
当然ですが、普段おかっぱりで使っているような一般的なケースには、テールを曲げようが斜めにしようが100%絶対に入りません。大型トランクボックスである「メイホウ VS-3080」の下段スペースであれば仕切りを外してなんとか収納できますが、おかっぱりでそれを持って歩くのはさすがに現実的ではないですよね。
個人的なオススメは「スルッパ(Suruppa)」を活用するスタイルです。
1. テールを絶対に曲げずに守りきる安心感
ジャイアントベイトは、テールに妙な折れ癖がついてしまうと水中で綺麗に泳がなくなって一発でゴミになってしまいます。スルッパは伸縮性のあるメッシュ状の筒になっており、37cmのゴーストをリップやVテールを付けたまま「真っ直ぐな状態」でスッポリと包み込んで固定してくれます。これによって、一番デリケートなテールの変形を完全に防ぐことができます。
2. フックがカバンに引っかからない快適さ
ゴーストに装着した極太の2/0トリプルフックが、カバンの内側の生地や他のルアーのラインにグサグサと引っかかるストレスから完全に解放されます。スルッパに入れた状態のまま、普段使っているオカッパリバッグ(シマノのヒップバッグなど)の隙間にダイレクトに縦置きで差し込んだり、ボートのストレージにそのまま放り込んだりできるようになるため、現場でのローテーションが劇的にスムーズになります。
3. 濡れたまま収納しても一瞬で乾く通気性
全体が目の粗いプラスチックメッシュ構造になっているため、使い終わって水が滴る状態のゴーストをそのままスルッパにブチ込んでも、カバンの中で蒸れることなく一瞬で水が抜けて乾いてくれます。フックやヒートン周辺が錆びるリスクを大幅に減らしてくれるため、ルアーの寿命を伸ばす意味でも本当によくできています。
ロストを防ぐGガードが「水中の守り」なら、スルッパは「移動時の守り」。24,500円の最高峰の愛車をいつでも最高のコンディションでキープしてあげるためにも、オススメのアイテムです。
まとめ:異次元の集魚力を見せてくれる究極のジャイアントベイト
DRTのクラッシュゴーストHiは、その圧倒的な外観の美しさと、ウエイトシールによる自由自在な浮力調整、そして様々なパーツによるカスタム要素を兼ね備えた、非の打ち所がない最高峰のジャイアントベイトです。
タックルのパワーや予算のハードルはかなり高いですし、扱いこなすにはそれなりのスキルが必要な上級者向けのルアーではありますが、水中でこの37cmの巨体がヌーっと動き出した瞬間のオーラは、他のルアーでは絶対に味わえません。
Gガードでしっかりと身を守りながら、ここぞというビッグバスエリアに投げ込んで、ぜひ異次元の脳汁噴き出すドラマチックな一匹をキャッチしてください!



