淀川へバス釣りに行ってきました。
結果から言うと、今回は坊主でした。
が、20年近くやってきたバス釣りの中でも、今回は5本の指に入るほど印象的な釣行だったので、ネタとして残しておきます。
点野ワンド
2022年に入ってまだ初バスを釣っていないので、今日の目標は「1匹釣る」です。
まずは中流域の点野ワンドで13時頃から釣り開始。
![](https://www.lurefishing.blog/wp-content/uploads/2022/04/0A00388C-81C1-465E-8EFB-10D532F1ADD3-1024x768.jpeg)
シーズン開始ということもあり、めちゃくちゃ人多い。
バスやベイトフィッシュの姿も確認できず、周りの方も釣れていない。
1時間ほどで見切りをつけて下流にポイント移動することにしました。
城北ワンド
点野ワンドから左岸を下りながら八雲ワンド、豊里大橋周辺を攻めますが異常なし。
15時過ぎ、最後にたどり着いたのは城北ワンド。
![](https://www.lurefishing.blog/wp-content/uploads/2022/04/1F8A5A97-0745-4E86-9523-B961B10F2025-1024x768.jpeg)
写真は2番ワンド周辺ですが、知らん間に草木が伐採されて別世界になってました。
そして相変わらずの釣り人の多さ。
最後はここでやり切ることにします。
得意技のネコリグとミノーに絞ってポイントを転々と流していきます。
が、そこは城北ワンド。簡単には釣らせてくれません。
それでも今日は1匹釣る!と意気込んでいたので集中力が持続できていました。
そして夕方…。
事件発生
17時を過ぎた頃にワンド内で釣られている方がいらっしゃいました。
フィーディングタイム突入か?ということで集中力を高めてミノーをひたすら投げます。
そして17時半頃。
下からデカイ魚がミノーを食い上げてきました。
思いっきりドラグが引っ張られます。
最初は鯉のスレ掛かりか…?と思いましたが、バスであることを確認。
慎重に引き寄せます。
いよいよバスが上がってきました。デカい!50cm近くある!
手前まで寄せて、口を掴もうとしたその瞬間…
ギリギリのところでラインブレイク。
その瞬間、無意識に私はバスを掴もうと身を乗り出してバランスを崩してしまい…
城北ワンドにダイブしてしまいました。
当記事を書いている今、改めて思いますが…
人間って、ああなっちゃうんですね。
幻のヒットルアーは、イマカツのIKスピンジャークでした。
最後に
![](https://www.lurefishing.blog/wp-content/uploads/2022/04/41061371-C783-4783-A95B-4C786926C4EA-1024x768.jpeg)
かくして今年の初フィッシュ、城北ワンドの自己記録更新は幻と消えました。
それどころか全身ズブ濡れ。タックルバッグも水浸し。ルアーもロスト。
ですが、
無傷だったこと
近くで釣りをされていた方が、すぐに私を陸に引っ張り上げてくださったこと
スマホや財布も水没したものの、無事だったこと
これらは不幸中の幸いでした。
ちなみに、切られたラインはフロロの6ポンド。
50cmのバスでは切られることはありません。
定期的にラインを結び直しておけば…
ランディングネットを持ってきていれば…
もっと落ち着いて魚とやり取りしていれば…
人生に「たられば」は有りませんが、悔やんでも悔やみきれません。
今回の経験と反省は、これからの釣り人生に必ず活かしていきます。
会社の昇格試験に落ちても大してへこまなかった私ですが(笑)
心の底から「悔しい」と思わせてくれる、釣りという素晴らしい遊びと
これからも向き合っていきたいと思います。