はじめに

バス用の量産型ルアーの中でも、最も入手困難と言っても過言ではないDRTの「タイニークラッシュ(TiNY KLASH)」。
抽選販売や福袋、転売などでしか手に入らないと思っていましたが、運よく「釣具のブンブン」のInstagram入荷情報をキャッチし、店頭で定価で購入することができました!タイニークラッシュを狙っている方は、お近くのショップのSNSをこまめにチェックしておくのがおすすめです。
今回は、タイニークラッシュの定価や重さ、サイズ、適合フックサイズなどの基本スペックをはじめ、兄貴分である「クラッシュ9」との違い、インプレ、おすすめタックルについて詳しく解説します。
タイニークラッシュ(TiNY KLASH)の基本スペックと定価

まずはタイニークラッシュ(Lowフローティングモデル)の価格やサイズなどの基本スペックをまとめました。ユーザーが一番気になる「いくらで買えるのか?(定価)」や「手持ちのロッドで投げられる重さか?」をチェックしてみましょう。
| 項目 | スペック詳細 |
|---|---|
| 定価(メーカー希望小売価格) | 5,850円(税別) / 税込 6,435円 |
| サイズ(全長) | 6.6インチ(約168mm) |
| 重さ(ウェイト) | Low:1.8オンス(約51g) / Hi:1.7オンス(約48g) |
| 発売時期 | 2016年1月 |
| メーカー | DRT(DIVISION REBEL TACKLES) |
タイニークラッシュ(Low)の重量は約1.8oz(51g)。このクラスの重さであれば、一般的なミディアムヘビー(MH)〜ヘビー(H)クラスのベイトロッドで余裕を持ってキャストし、快適に扱うことができます。おかっぱりで何本もロッドを持ち歩けないシーンにおいて、汎用タックルでそのまま投げられるサイズ感は大きな武器になります。
タイニークラッシュの標準フックサイズと特徴
ルアーの動きを最大限に引き出し、バラシを減らすために重要なのがフック選びです。タイニークラッシュの純正フックサイズと仕様は以下の通りです。
- 標準フックサイズ: フロント・リア共に#1(1番)
- 純正採用フック: カルティバ(オーナーばり) STY-35MF
フック角度150度の特殊仕様「STY-35MF」とは?

タイニークラッシュをじっくり眺めていると、トレブルフックの形状に少し違和感を覚えるかもしれません。「初期不良かな?」と思いがちですが、これはカルティバの「STY-35MF」という特殊なフックが採用されているためです。
通常のトレブルフックは3つの針先が120度均等に開いていますが、このSTY-35MFは2番フックと3番フックの間が150度に広がっているショートシャンク仕様になっています。これにより、ルアー本体とのバランスを保ちながらもフックの可動域を広げ、ビッグベイト特有の弱いバイトでもフッキング率を劇的に向上させるギミックが隠されています。
フックが錆びたり鈍ったりして交換する際は、純正の特性を維持するために同じ「STY-35MF #1」を選ぶか、リューギ(RYUGI)のピアスクアッドなど、ビッグベイトのフッキング率を高めるカスタムフックを選ぶのがおすすめです。
タイニークラッシュとクラッシュ9(K9)の違いを比較

DRTのもう一つの名作ビッグベイト「クラッシュ9(KLASH9)」と外観やスペックの違いを比較してみました。「どっちを買おうか迷っている」「サイズ感が知りたい」という方は参考にしてください。
| 比較項目 | タイニークラッシュ | クラッシュ9(K9) |
|---|---|---|
| 全長(サイズ) | 6.6インチ(約16.8cm) | 9インチ(約22.8cm) |
| 重さ(Low) | 1.8オンス(約51g) | 4オンス(約113g) |
| 定価(税別) | 5,850円 | 8,500円 |
| 標準フックサイズ | #1 | #1/0 |
| ジョイント可動域 | ややタイト(適度な制限) | 広い(90度近くまで曲がる) |
| リップの角度 | 角度が急(水を受けやすい) | 角度が浅い(滑らかなアクション) |

並べて比較すると分かりますが、タイニークラッシュは単にクラッシュ9を小さくしただけのダウンサイジングモデルではありません。リップの角度やジョイントの可動域、フックの選定に至るまで、6.6インチというサイズで最も釣れるアクションが出るように独立して設計されています。
オプションパーツ(ワイドリップ・Vテール)でのカスタムインプレ


タイニークラッシュの最大の魅力は、豊富なオプションパーツを組み合わせることで、1個のルアーを何通りものアクションに変化させられる点です。今回は人気のオプションパーツである「ワイドリップ」と「Vテール」を装着してみました。

今回手に入れたカラーはブンブンのオリジナルカラーである「マジックシャッド」。透け感のあるメタリック塗装が非常に美しく、所有感を満たしてくれます。このマジックシャッドにワイドリップとVテールを組み合わせ、琵琶湖の広大なウィードエリアをガンガン巻いて使用しています。
リップを外してVテールにすれば、表層でのドッグウォークやジャークベイトのような使い方も可能。一つ持っておくだけで、その日のフィールドの状況に合わせたセッティングを瞬時に作り出せます。
タイニークラッシュの使い方を動画で学ぶ
タイニークラッシュはセッティング次第で「クランキング」「デッドスロー」「表層i字系」「ドッグウォーク」など、多種多様な使い方ができます。「セッティングが多くてどれから試せばいいか分からない…」という方は、DRT公式スタッフによる解説動画をチェックして勉強するのが一番の近道です。
多彩なアクションをマスターして、ぜひ価値ある一匹をキャッチしてください!


