21アンタレスDC XG レフトハンドルを買った

釣具インプレ

釣り人にとってリールやロッドを買うのって、かなり大きなイベントではないでしょうか?

私の場合、リールを買うのは4〜5年に一度なので、ある意味オリンピックを超えるビッグイベントであります。

そんなわけで(?)今年は遂にアンタレスDCを買いました。

発表当初、レフトハンドルは5月発売予定とアナウンスされていましたが、どうやら延期になったようで6月になってから釣具屋に入荷した模様。

釣りを初めて20年以上。これまでシマノ、ダイワ、アブの色々なリールに浮気してきましたが、ついに最高峰のベイトリールを使う日が。大人になったなあ。

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インプレの前に…12アンタレスの話

これまで私がメインで使用していたのは、12アンタレス。

2012年に買って以来、数々のデカバスを釣らせてくれました。

名作と名高いので、今でも使用している方は多いのではないかと思います。ただ、改善されると嬉しいポイントが2つありました。

1.ブレーキ調整がめんどくさい

12アンタレスは内部のブレーキシューと外部のダイヤルでブレーキ調整する仕組み。

「SVS∞」の名の通り、非常に細かいブレーキ調整ができるのが売りでしたが、面倒くさがりの私には完璧に使いこなせなかった…ので、基本的に外部ダイヤルだけで調整が可能なDCに憧れたわけです。

2.ややパーミングがしづらい

なんの自慢にもなりませんが、私は女性並みに手が小さいです。そんな私に12アンタレスは少々オーバーサイズだったのですが、21アンタレスDCはややコンパクトになったとのこと。

(19アンタレスと16アンタレスDCの中間らしい)

書いているうちに気づきましたが12アンタレスに問題があるわけではなく、私の性格と身体に問題があることに気づきました…。

ともかく、21アンタレスDCは上記の2点が解消されていることを期待していました。

ということで、いよいよ開封していきます。

12アンタレスとの比較も交えながらファーストインプレッションを書き連ねていこうと思います。

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外観

まずは箱から。シマノの高級モデルにのみ採用される、黒い箱+メッキ文字。

釣具屋のショーケース越しに渇望の眼差しを送るだけだったアンタレスDCが私の手元に…感慨深いです。バス釣り続けてきて良かった。

感慨に浸るのも程々にして、早速開封していきます。

箱の中から出てきたのは…

アンタレスDCだーーー!(当たり前だろ)

今回はXGモデルにしてみました。色はピカピカのシルバーと言うよりも、ガンメタ寄りです。

男性で流線型+メタリックなデザインが嫌いな人は、この世にいないでしょう(私調べ)。

第一印象は、12アンタレスよりも一回りスリムになっていると感じました。

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スプール

スプール系は12アンタレスと同じく37mmですが、ナロー化されています。

今年1月にアンタレスDCが発表されたときから気になっていた、スプールの片側にだけ開けられた穴。これは何だろう?と思っていたのですが説明書を読んで解決しました。

ラインを結ぶための穴でした。

これまではスプールの穴にラインを結ぶのはご法度とされていましたが、公式にOKとなったのは少し驚き。

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巻き心地と握り心地

ロッドに装着しました。これまで使用していた12アンタレスは下取りに旅立っていったので、実物での比較ができないのですが、9年間愛用したので使用感は体が覚えています。

スプール経は12アンタレスと同じなので高さはそんなに変わらないものの、ナロースプール化により幅が縮まったので握りやすさは向上したように感じます。

巻き心地については12アンタレスから劇的に向上したわけではありませんが、ハンドルのガタツキが無くなったのでスムーズになった気がします。

ただ、巻き心地はカルコンのほうが上です。誰が巻き比べてもそう感じると思います。

ですがこれは相当高い次元での比較です。21アンタレスDCも相当に良い巻き心地です。

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使用感

とりあえず1/4ozから2ozまでのルアーを適当にボックスに詰めて投げてきました。

アンタレスDCといえば重たいルアーを投げるリールというイメージがありがちですが、1/4ozのルアーも普通に投げられました。軽めのルアーであれば、メタニウムとかアルデバランの方が投げやすいのは間違いないですが。

1/2oz以上であれば、アンタレスDCの独壇場です。キャストが下手くそな私でもバックラッシュなく飛距離を伸ばせます。

DCならではの、グーンと伸びる感覚がヤミツキになります。投げてるだけで楽しいリールです。

今回買ったモデルはXG(ハンドル1回転91cm巻上)なので、巻物との相性は少々悪く感じました。

スピナーベイトやシャロークランク程度であれば楽勝です。むしろ今まで感じられなかったブレードの振動が手元に明確に伝わるという、XGならではのメリットも感じられます。

ミッドクランクや大きめのバイブになってくると巻き抵抗が一気に重たくなるので、巻物をガンガン使用する場合にはオススメできません。

特に、アラバマリグとの相性は悪い。

5回ほど投げて巻いただけで腕がしんどくなりました。

これは私がエクストラハイギアに慣れていないことも原因と思われます。

あと、これまでアラバマはカルコン(ハンドル1回転57cm巻上)を使用していたのも一因かと…。

XGのリールを使用したことで、ローギアの良さも再認識した機会でありました。

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